中央図書館からの帰り道、隣にある公園は実にのどかであった。このあたりでゆっくり休んでいきたいという誘惑に駆られながら、足早に事務所へと戻る。残念だが今はその余裕はない。いつの日か、ゆっくりと昼寝でもすることがあるだろうか。今はセミの声が聞こえるだけだ。